「人生観を変えてくれた本って何?」と聞かれたら、私はまずこの本を挙げると思います。(あともう一冊、加藤諦三さんの『だれにでも「いい顔」をしてしまう人』(←関連記事です))
それくらい、「出会えて良かった!」と思っている本、「あなたは絶対!運がいい」についてご紹介します。
30代半ばに体験したちょっぴり不思議な出来事をきっかけに、自分を見つめ直し始めた専業主婦の「にわとり印のごきげんブログ」。作成者のNikoと申します。
「あなたは絶対!運がいい」ってどんな本?
この本は一言で言うと、『「運がいい人」になるための方法について書かれた本』です。
2006年の初版が発売されてからミリオンセラーとなり、現在でも売れ続けている本で、私が購入した時も注文しなくても書店ですぐ手に入りました。
この本を書いたのは「あやしくないスピリチュアル」(いいですねぇこのネーミング)の草分け的存在とされている浅見帆帆子さん。
本の内容自体はスピリチュアル要素満載なのですが、本当に決して怪しいものではなく、日常生活にも則したとてもわかりやすい内容です。
当時24歳の浅見さんが書いたとあって、若さあふれるフレッシュな文章。本文自体は200ページ弱で、さらっと読むことができると思います。
この本を読むことによる最大のメリット
私が考える「この本を読むことによる最大のメリット」は、
「明るい気持ちでいることがどんなに大事か」が理解できるということです。
「なーんだ、そんなこと!いつも明るい気持ちでいられるに越したことないジャン。」と思われるかもしれませんが・・・
この本を読むと、「プラスの気持ち、つまり明るい気持ちでいることがいかに自分にとってメリットが満載か」ということ、
そして逆に「マイナスな気持ち、暗い気持ちでい続けることがいかに自分にとってデメリットが満載か」ということがわかります。
そのため、「毎日色々あるけど、なるべく明るい心でいられることを目指そう!」という意思が芽生えてくるのです。
正直、「では具体的にどのようなことをすれば明るい気持ちでいられるか?」ということについてはこの本だけでは私には足りなくて、他の本などからも学ばなければいけないと感じます(私の場合多少複雑な家庭で育ったため、まず溜まりに溜まった怒りを吐き出すところから始まりました)。
でもそもそも「明るい気持ちでいることの大切さ」を知らなかった私は、この本を読んで良かった!心からと思っています。
ちなみに私はこの本を読んでちょっと意識しただけで、
- 嫌だなと思っている人との縁が切れた
- 色々とタイミング良く行動することができた
など実際良いことがありました!
もちろん100%この本の力とは言えないと思いますが、時期的にも関係していたのではないかなと思っています。
この本のポイント
この本の重要なポイントを簡単に説明していきます。
「プラスのパワー」をためる
運のいい人になるために、浅見さんは「プラスのパワー」をためることをお勧めしています。
この「プラスのパワー」は「なんでも良い方に捉える」みたいないわゆる「プラス思考」とは少し違っていて、俗にいう「徳を積む」という行為のような自分の心を喜ばせる良い行いをすることで、自分の中に「プラスのパワー」がたまっていきます。
重要なことは、この「プラスのパワー」がたまっていくことで、悩みなどが勝手に解決する、良いことが自然にやってくる、ということです。
少し不思議な話のようですが、「自分が良い気分になってプラスのパワーをためる」ことと、「今抱えている全く別の問題が勝手に解決されること」、この全く別物と考えられる事柄が実は異次元でつながっているということです。これを信じられるかどうかがキモとなってきます!
「マイナスのパワー」をへらす
「プラスのパワー」を増やすことと同じくらい、「マイナスのパワー」を減らすことの重要性も述べられています。
この「マイナスのパワー」は、やってバツが悪くなるような明らかに悪い行いのことを指すのではなく、マイナスであると気づかれにくいような「心配」や「不安」も「マイナスのパワー」となります。なのでなるべく「心配」や「不安」などの感情はなるべく手放すようにするのが良いそうです。
精神レベルを上げる
- その時できることをやったら考えるのをやめる
- 余計な心配はしない
- プラスのパワーを増やすために行いを良くする
この三つを実行すると、プラスがマイナスを上回って、自分に起きたトラブルや抱えていた悩みが自然と解決します
浅見帆帆子著「あなたは絶対運がいい」グラフ社 P38より引用
「プラスのパワーを増やす」「マイナスのパワーを減らす」などを実行していくうちに、自分の精神レベルが上がっていき、運が良くなっていくことが書かれています。
まとめ
「運がいい人」になる方法について書かれた本「あなたは絶対!運がいい」を紹介しました。
自分の中の「プラスのパワー」を増やし、「マイナスのパワー」を減らすことで、自分の精神レベルが上がり、良いことが自然にやってくることなどが書かれている本です。
具体的にどのように「プラスのパワー」を増やし「マイナスのパワー」を減らすかについては、この本を読んでから個々で考え実行していくことも必要かと思いますが、
「明るく生きることの大切さ」についての指針になるような本なので、目につくところにいつも置いておきたい本です。
私はちょっとした待ち時間などに読んで内容を思い出せるように、いつも一冊車に入れています。色々な人におすすめしている本です。よろしければぜひ読んでみてくださいね。