「私は私を幸せにする方法を知ってるんだ」のまとめと感想

あなたは自分を「内向型」もしくは「HSP」だと思ったことはありますか？

今日は、自分が「内向型」で「HSP」であると気づいた女性が自分の内面に向き合っていく様子が描かれている書籍、「私は私を幸せにする方法を知ってるんだ」を紹介していきます。

☆私は私は私を幸せにする方法を知ってるんだ

「私は私を幸せにする方法を知ってるんだ」ってどんな本？

「私は私を幸せにする方法を知ってるんだ」は、2022年8月にKADOKAWAより発行されたここみさんによる書籍です。

自分の苦手なこと、好きなこと、内向的・HSPについてここみさんが思っていることなどの、マンガ＋エッセイによるお話が１６話(１話につき８ページ)集まって構成されています。

会議で緊張し発言できないことに悩んだここみさんが、ネットでの検索結果を見て自分が内向的でHSPという気質傾向があるのでは？と気がついたことをきっかけに、

自分の過去をふり返ったり、自分の心=「こころくん」と会話したりしながら内面を見つめ、どうしたら自分が心地良く生きられるかを追求している内容になっています。

ここみさんが実際に体験したエピソードをもとに、ここみさんの考えや日々思うことが綴られています。

出版元のKADOKAWA（ダ・ヴィンチWeb）で一部試し読みができます！

作者はイラストレーター、漫画家のここみさん

「私は私を幸せにする方法を知ってるんだ」の作者は、イラストレーターで漫画家でいらっしゃるここみさん。

内気でHSP気質だと自覚し、数年勤めた会社を退職後、現在はフリーランスに転身してイラストや漫画の仕事をしていらっしゃいます。

読んでみた感想

自分は「内向的」で「HSP※」と思っている人に、ぜひ読んでほしい本です！

なんといってもこの本(コミックエッセイ)の醍醐味は「あるある」なエピソード。

私は最初っから笑ってしまう位「わかる！！！」が止まりませんでした。

ちょっとしたことで動揺してしまって心臓がどきどきしたり、幼い頃保育園が嫌いだったり、沢山人がいる飲み会などではどうふるまったら良いかわからなかったり・・・全く同じような体験が私にもたくさんあります。

似ている傾向のある人にはものすごく共感できるエピソードばかりなのではないでしょうか。

同じような傾向のある方にとっては、今まで「小さなこと」と思って立ち止まらずに流していた心の中を救い上げてくれる感じがするのではないかなと思います。些細な心の動きを言語化してくれているのが、本当にすごいです。

特に私が共感したのは、第５話「騒がしい頭の中」

仕事中のここみさんの頭の中についてのエピソードです。１ページ引用させていただきます。

ここみ「私は私を幸せにする方法を知ってるんだ」KADOKAWA　　P44より引用

私もこの気持ちがよくわかります(笑)！

共感してもらえるってすごく嬉しいことで(^^自分でもよくわからないくらい複雑な頭の中を、こうして視覚化してくださったここみさんに感謝の気持ちでいっぱいになりました。

私もここみさんと同じで、自分の心に長い間向き合わずに、無理やり「世間」が求める人(外交的、社交的な人)になろうとしていました。

昔から「人と同じことをするのに１０倍くらいの努力が必要な気がする」と思っていて、実際にかなり努力をして学校生活や仕事をしてきました。

そんな風に頑張ってきた自分も認めつつ・・・

無理をしている時期には出会えなかった、というかもしかしたら読もうとしなかった本だと思うので、今こうしてしみじみかみ砕きながら読めることに幸せを感じながら読みました。

マンガの割合が多いので、大変読みやすくおすすめです。

※HSPについては様々な見解があります。生まれ持った気質がすべてではなく、後天的な影響もあるようです。橋本翔太さんのこちらの動画が私にはとても参考になりました。

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