
あるきっかけから心穏やかに明るく生きる方法を探求している「にわとり印のごきげんブログ」。
作成者のNikoです。
私の車のメディアプレイヤーは子どもがよく見るEテレに設定していることが多く、園へ送っていく時間に「みんなのうた」がちょうど流れてきます。
いつのまにか、それが私のちょっとした癒しの時間になっています。(先月の楽曲「ともだちのともだち」には、わかるわ~と笑いました)
先日もいつものように「みんなのうた」が流れてきて、「あっ、新曲だ~♪」と聴いていたところ、あれあれ涙腺がみるみる壊されていく・・・この曲はいったい?
その曲は、ベリーグッドマンがうた・作詞・作曲を手掛けた「花よりも花を咲かせる土になれ」でした。
(動画はベリーグッドマンの公式Youtubeより埋め込み)
みんなのうた「花よりも花を咲かせる土になれ」ってどんな曲?
目立つ人ばかりが注目される今の時代に、日々がんばっているすべての人に向けた応援歌です。
NHKホームページ みんなのうた「花よりも花をさかせる土になれ」のページより引用
私なりの解釈で簡単にまとめると、
表舞台で活躍している人ももちろん素晴らしいけれど、その陰には必ず支えている人がいる。
そういう人達にはなかなかスポットライトが当たらないけれども、そんな人たちがいるって素晴らしいことだよね、大切なことだよね
というような意味が込められた曲になっているのだと思います。

歌詞もメロディーもとても優しく、勇気づけられる楽曲です。
うた、作詞、作曲はべリーグッドマン

ベリーグッドマンは、2013年に結成されたRoverさん、MOCAさん、HiDEXさんによる3人組のボーカルユニットです。聴く人の背中を押してくれるような楽曲は「パワーソング」とも呼ばれ、プロ野球選手の登場曲としても数多く使われているそうです。
もともと「花よりも花を咲かせる土になれ」という名言は、石川県にある星稜高校の野球部の元監督・山下智茂さんによるものなのだそう。
この言葉に感銘を受けたベリーグッドマンが、わいてくる気持ちを歌に込めたものがこの曲なのだそうです。
アニメーションはよこすかれいこさん
曲とともに流れる優しい色合いのアニメーションは、アニメーションクリエイターのよこすかれいこさん。
主に和紙に墨や水彩で手描きしたものをもとにTV番組やCMなどのアニメを作っていらっしゃいます。本作も和紙に筆で墨絵をかき、それをパソコンに取り込んで色を付けているのだそうです。
CDリリースについて
「花よりも花を咲かせる土になれ」のCDは2024年12月11日に発売されています。
また、2025年2月26日発売のベリーグッドマンのアルバム「サンキュー」にも収録されています。
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みんなのうた「花よりも花を咲かせる土になれ」を聞いての感想

「誰に認められなくても」
・・・泣ける
私の周囲だけでしょうか?「花もいいけど土壌もすばらしい」っていう考え方、あんまりなじみがない気がします。
個人的な感じ方かもしれないけど、外向性や積極性、秀でた個性などについては評価されやすいけど、それを支える周りの人のことについてはあまり評価されにくいのかな、と。
忘れられがちだけど私はすごく大事なことだと思うし、私は今、どちらかというと、いや完全に?「土」側にいるから勇気づけられるのだと思いました。
土の人生を「偉大な使命の人生」と表現してくれている歌詞に、エネルギーをもらえる気がします。
私はもともと地味であまり目立たなかったので、家族や教師から心配されることが多くありました。
そんなこともあって次第にバリバリ仕事をして頼られる、皆が認めてくれるような「キャリアウーマン的な女性」になることへの憧れを抱くようになり、自分を無理につくりかえてきた結果、追い詰められて大爆発してしまったという過去が(;^ω^)
人には向き不向きがあるのだと、今ならわかります。外で働く夫が多忙なので、私は今は育児と家事、空いた時間にできる仕事に専念することにしています。
夫と子供の生活を支えることをメインに生きているまさに「土」の状態。
不器用な私にとってこの選択は間違っていなかったと思うし、自分で自分をかなり認められるようになってきたけれど、人の意見でやはり多少ぐらついてしまう日もあります。
そんなときにこの曲を聴きたいです。
この曲にあるように一生懸命「今を生きている」「今目の前のことをしている」っていうことだけで本当はすごいことなんですよね。こういう視点を常に持てる人間でありたいなと思います。
